東方神起奴隷契約の真相

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JYJ 東方神起 最初に 韓国芸能裏話

関係者が語る 東方神起解散の真相

今日からブログを始める韓国人のチョルンと言います。私は韓国でK-POP音楽関連や芸能関連の仕事を10年以上してきました。その為、関連しているアーティストであれば、K-POPの関係者コンサートチケットや、サインCDやサインポスター、コンサートグッズなども手に入ります。

それ以外にも、知り合いの何人かが韓国で大きなチケット代行をしているので、高くても良ければコンサート最前列なんかも取れたりします。

今後このブログで韓国の芸能裏事情や、韓国のチケット事情、韓国人と日本人の考え方の違いや、韓国グルメ情報なども配信して行きたいと思います。

今回は初めてのブログと言うこともあり、奴隷契約問題で分裂した東方神起の裏事情について少しお話ししたいと思います。

東方神起の奴隷契約の真相

私が、東方神起が分裂すると言う話を聞いたのは、忘れもしない2009年1月のことでした。

業界の関係者から、SMで大変なことが起きた。社長のキムヨンミンがクビになるかもしれないほどの大事件だ!

キムヨンミン社長と言えば、私も何度かあったことがありますが、日本語がべらべらで、イスマン会長の右腕としても有名。SMをここまで大きくした立役者ともいえる人物。

どれだけ有能な方かと言うと、今現在はSMを辞めHYBEジャパンの社長となっているほどの方です。

その方が、クビになるほどの大事件?

ただ、その時は具体的な詳細は分からず、東方神起絡みの件と言うだけで、事の重大さから言っても東方神起のメンバーの何人かが、SMを辞めるのではないか?と言う推測だけでした。

ただ、2009年3月に他の、ある韓国芸能プロダクションの社長からその件に関する提案を受け、その実情を知ることが出来ました。

解散に至った表向きの内容

韓国の化粧品会社が東方神起の肖像権を無断使用としようとしたが、SMエンターテイメント側に契約違反を通告され、その後、その化粧品会社はメンバーの親に直接交渉しジェジュン、ジュンス、ユチョン3人の親はその化粧品会社に投資したが、ユノとチャンミンの親はその化粧品会社への投資を断り、その3人の親がSMに対して 専属契約の効力停止処分の訴訟を起こしたとも言われていますが、まぁ、実際にその化粧品会社の中国法人の株を3人の親が60%以上所持していたので、それも理由の一つと言えるかもしれません。

私が聞いた解散の内幕

知り合いの、韓国芸能プロダクションの社長よると、韓国の有名なヤクザの親分の息子である、ペクチャンジュ氏に彼を兄貴と慕うジュンスの父親が自分の息子のジュンスと、ジェジュン、ユチョンを連れてSMエンターテイメントを出るので、事務所を引き受けてくれないか?と提案していると言う話でした。

まぁ、ジュンスの父親としては中途半端な人が3人と契約してもSMにすぐに潰されてしまうので、韓国有名暴力団の親分を父に持つ、ペクチャンジュ氏(ちなみにペクチャンジュ氏はヤクザではありません。父親が有名なヤクザと言うだけです。)を後ろ盾にすればスムーズにSMを出て活動することが出来るのではないかと考えたのではないかと思われます。

但し、彼の話によると、3人を引き抜くのには今後の事務所の運営を含め、最低10億円ほど必要で、ペクチャンジュ氏側はその様な大金を集めることが出来ないのではないだろうか?自分もジュンスの父親と親しいので10億円さえ集めることが出来れば、ジェジュン、ジュンス、ユチョンの3人と契約することが出来るので、一緒のお金を集めないかと言う、その社長からの提案でした。

ただ、10億円と言うお金を集めるのは容易ではなく、お金を集める為に、本当に数えきれない位多くの人と会って提案をし、3億円ほどは投資を受けれる状況にはなったのですが、10億円には到底及ばず、そうこうしているうちに 7月にジェジュンとユチョン、ジュンスが専属契約の効力停止処分を求める訴訟を起こしました。

ペクチャンジュ氏側が10億円を集めて準備が出来たかどうかは定かではありませんが、3人と契約することが決まったと言うことでした。

東方神起の人気のきっかけ

東方神起はSMエンターテイメントが本格的な中国語圏進出のために企画したグループで2004年1月に韓国、3月に台湾、2005年に日本と中国でデビューしました。日本デビュー当時は、韓国では有名でも日本ではまだ新人と言うことで、日本でのデビュー当時はデパートの屋上でイベントをしたり、Aネーションに出演しても、東方神起が歌う時は、Aネーションに来ている観客は、他のアーティストのファンの為、東方神起が歌っている時は、おトイレタイムと言われていたほど彼らの歌を聞いてくれる人はほとんどいない状況でした。

ただ、avex側の協力で2007年11月に、当時人気の倖田來未の38枚目のシングルアルバム『LAST ANGEL』にフィーチャリングで参加すると、それがきっかけで東方神起は日本で大ブレイクし翌年の2008年から2年連続でNHK紅白歌合戦に出演するほどの大人気となりました。

新事実とその真相

当時東方神起のメンバー3人がSMを脱退した理由として、一番大きい部分はやはり当時韓国の芸能業界で一番騒がれていた奴隷契約。

当時の標準契約の契約期間は7年にもかかわらず、13年と言う契約期間。しかも、 兵役期間を除外しているため実際の契約期間は15年と言う奴隷契約。

これは、韓国の公正取引委員会が海外で活動する歌手に対して例外的に期間の制限を設けていないと言う、法律の盲点を利用したSM側の契約で、SMも不法ではないと主張しつつも、その後、契約内容を契約締結から5回に渡って修正し、2010年4月に契約期間を13年から標準契約書と同じ期間となる7年へと変更されたため、それによって残留したユノとチャンミンの契約期間も2012年まで短縮されることになりました。

ファンの力で!

ただ、この奴隷契約が改善されたのはファンの力によるものが大きいと言えます。

東方神起のファンはSMエンターテイメントの不公正取引に関する署名運動を行い約6万6000人の署名を集めて韓国の公正取引員会に申告をし、それを韓国の公正取引員会は『当事者以外の申告は異例』としながらも、申告を受理してSMエンターテイメントに対する調査を敢行したため、SM側もそれを無視することが出来ず契約期間が変更へとなったと言えます。

解散決定後の東方神起

ただ、SM側そして、多くのファンの3人に対する東方神起に戻ってきて欲しいと言う呼びかけに3人は応じることはなく、東方神起を脱退すると言う強い意志の元、ジェジュンとユチョン、ジュンスの3人は契約期間が変更される2か月前の2010年2月にはグループJYJとしてavexと専属契約し、日本での活動を開始しました。その後、東方神起も3人が戻ってこないことを踏まえ、11月に東方神起二人だけの活動を再開することになります。

昨年は東方神起デビュー20周年記念と言うこともあり、またSMエンターテイメントの会長であるイスマン氏がSMを2023年に辞任したと言うこともあり、メンバー5人全員によるコンサートが実現するかも?と言う、期待だけでなく、実際に裏でそういう動きもあったのですが、結局一部のメンバーの反対により、5人によるコンサートは実現することはありませんでした。

東方神起がもし分裂していなかったら

東方神起5人がもし分裂していなければ、間違いなくビルボードでも上位に食い込んでいたと思われるので、本当に残念に思います。

いつになるかは分かりませんが、韓国で同じように分裂した元SMエンターテイメントのH.O.Tや、JYPのG.O.Dの様に、メンバー同士のわだかまりを時間が解決し、メンバーが全員そろってステージに立ってコンサートをした様に、東方神起の5人がそろって同じステージに立つ日を心待ちにしています。

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